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2016-05-06 寺社に関して

 私は、神社やお寺巡りをやっています。神社やお寺には古くから残っている仏像や庭園などがあるところや最近のビルのようなものまでいろいろありますが、中でも今でこそ車が通れるような道が造られているけどよくこんなところまで建築資材を運んできたものだと言えるような人里離れた場所にひっそりと佇んでいるものが特に好きです。城でいうと山の上にある備中松山城のような感じのところです。

 

 ところで備中松山城は現存する天守がある城ということで高梁市などにより文化財としてきちんと管理されていますが、一方で山の中にある古い神社やお寺は、塗装がハゲているところや土壁が剥がれているところなど、経時的な劣化も散見されます。これらは趣があるといえば聞こえはいいけれど、どちらかといえば若干荒廃気味であるといったところも少なくないです。このようなことは、京都の有名な神社やお勧めパワスポなどと雑誌に紹介されたお寺のように黙っていてもたくさんの参拝客が訪れるところ以外では共通の問題と思います。

 

 日本国憲法には政教分離の原則があるため簡単にはいかないと思うのですが、国や地方公共団体は山の中にある神社や寺へ行くための道路などにどんどんお金をつぎ込むだけではなく、その一部でも神社やお寺そのものに日本の歴史、文化をもつ遺産の保護として支援すべきではないか、またこうすることが歴史的な建築工法などの伝承にも繫がるだけでなく、その地方の雇用の確保や将来の観光資源の育成にも成りうるのではと考える次第です。 

 

 そいでは。